【教育移住】フィリピンのセブ島が子連れにおすすめな理由

人生に一度は、海外で生活をしてみたいな・・・

子どもには、英語が話せるようになってほしいわ。

流行りの、母子教育移住に興味があるけど。。。なかなか踏み出せないの。

英語を使って生活してみたい子どもには生きた英語を学んでほしい子どもに異文化を体験させたいなど、こんなことを考えたことはありませんか?

しかし具体的に考えてみると、

子連れの海外移住、教育移住を検討する上で重要なポイントがいくつかあります。

  • どの学校にするか
  • 学費はいくらかかるか
  • ビザの取得方法

この3点は教育移住を検討する上で、最も重要な3点といえます。

教育移住で人気の国はいくつかありますが、

ビザや、豊富な学校の種類安価な学費などのハードルが低めで移住しやすい国、それがフィリピンセブ島です。

フィリピンの首都マニラはセブ島より物価が高いです。
この記事ではフィリピンのセブ島をメインに紹介していきます。

 

今回は教育移住をテーマにセブ島への移住のメリット、デメリットをシェアしたいと思います。

mammyの簡単なプロフィールです

高校でアメリカ、大学でカナダに留学経験あり。

留学、海外生活に魅了され、JAOSS認定留学カウンセラーの資格を取りました!

海外教育移住を目指して、さまざまな国の教育•学費•健康保険•物価•ビザ・治安などを調べ続けています。

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【メリット】セブ島が教育移住におすすめな5つの理由

ビザのハードルが低い

mammyが最も魅力に感じたのが、フィリピンのビザについてです。

我が家は母子留学ではなく、家族みんなで移住を希望しています。

そのためmammyと主人、つまり親2人分のビザを発給してもらう必要がありました。

そのため、まず教育移住で1番悩むのがビザ問題。

学校に通う子どもは学生ビザが発給されますが、一方、保護者ビザはそう簡単に発給されないんです。

ここでポイント

ビザは交付されることを、発給と言います。

例えばマレーシアの場合、子どもが2名以上いても保護者ビザは1名分

それに対して、タイの場合は、子ども1名に対して保護者ビザ1名

つまり、タイの場合は子どもが2名以上ならば両親共に保護者ビザで滞在が可能ということです。

このように滞在する国子どもの人数によって、両親に発給される保護者ビザのルールが異なります

では、フィリピンはどうでしょうか。

いくつかの国を調べていて驚いたのが、子どもが18歳未満でインターナショナルスクールに通う場合、

学生ビザが不要です。

学生ビザではなく、SSP(Special Student Permit)という特別就学許可証を学校に発行してもらうだけで入学できるんです。

では、子ども、両親は何ビザでフィリピンに滞在するのか。

それは、観光ビザです。

フィリピンの観光ビザは、所定の手続きをすれば合計3年間滞在できます。

さらにビザランをすることで、滞在期限3年の観光ビザはリセットされます。

つまり、3年間に一度フィリピン以外の国へ出国、そして再びフィリピンに入国すれば、また3年間の観光ビザが適用されるんです。

ここでポイント

ビザランとは、ある国に滞在するビザの期限が切れる前に、他の国へ渡航、そして再び滞在国へ入国し、

ビザの滞在期限をリセットすることで使われる言葉です。

シンガポールと隣国のマレーシア。マレーシア滞在でビザランをしている方も多いようです。

インターナショナルスクールより安い!プライベートスクールが豊富

インターナショナルスクールに通わせるとなると、物価が安いと言われているセブ島でも年間の学費が100万以上かかります。

しかし、セブ島にはインターナショナルスクールより学費が安価なプライベートスクールが豊富です。

プライベートスクールとは、政府の管轄にあるインターナショナルスクールや公立学校とは異なり、

独自のカリキュラムで運営している学校です。

そのため、モンテッソーリ教育式、シンガポール式、ケンブリッジ式など学校の種類もさまざま。

 子どもにどんな教育を受けさせたいかどのカリキュラムを重視するかなど、

子どもにあった教育を用意してあげられることがメリットだと思います。

中でも、セブ島に多いモンテッソーリ教育式のプライベートスクール。

日本では学費が高額で、東京には3校しかないんですよ。(2022.10月時点)

モンテッソーリ教育は、将棋の藤井聡太さんがモンテッソーリ教育の幼稚園に通っていたことで話題になりました。

セブの人は、子どもに優しい

セブ島の人々は子どもに優しい環境があるんだとか。

子どもは元気なのが当たり前子どもは社会全体で育てるもの、という共通認識が浸透しているようです。

セブ島には沢山の子どもがいて、笑顔に溢れている印象です。

日本の公共機関では、子どもが騒ぐと冷たい目で見られることが多々あります。

東京は特にそうなのかもしれませんが、日本で子どもを育てるには人目を常に気にしなくてはならず、しんどいです。。。

なので、セブ島で子育てをすることは、

好奇心旺盛で、多感な時期の子どもたちの可能性を潰さず、のびのびと成長させてあげるには魅力的な環境だと思います。

生活費が他の国より安い

他国よりという表現の理由は、現在の円安にあります。(2022.10月時点)

東南アジアは日本との時差が少ないことから、移住先で日本の仕事をするという移住者は珍しくありません。

しかし今や同じ東南アジアでも、タイやマレーシア、シンガポールは物価が高騰しています。

日本で暮らした方が、物価が安くて生活費がかからないという友人もいます。(タイのバンコクに教育移住中)

しかしフィリピンは、まだ酷い物価高騰に至っていないようです。

そのため教育移住用の貯金で生活費をカバーできたり、また日本の仕事をして生活費を稼ぐという方法でも充分に生活が可能です。


【デメリット】セブ島移住で覚えておきたいこと

メリットがあるなら、デメリットも必ずありますね。

移住先を探す上で、デメリットも頭に入れておくことは、やがて移住した後の生活やメンタルの維持に重要です。

前もって理解してけば、デメリットからくる精神的なダメージを軽減できますね。

 では、mammyが情報収集したデメリットをシェアしたいと思います。

インフラ整備が不十分

フィリピン移住を検討している方は、インフラ事情をよく耳にしていることでしょう。

至る所に虫がいたりシャワーのお湯が出なかったり少量の雨でも街が冠水したり。。。

道路が砂利道だったり、ゴミが落ちていたり。。。

道路や上下水道、送電網など生活の基盤となるとインフラが整備されていないことに、

暮らしにくさを感じる場面が出てくると思います。

しかし生活するとなると、嫌でもインフラ事情とはお付き合いしていくことになるんですよね。

 異文化で暮らす上で、日常生活や、家事のストレスを軽減するためには、

  • 許容範囲のボーダーラインを決める
  • 諦めて、笑いに変える
  • 日本のようなインフラを期待しない、完璧を求めない

という、異文化に溶け込むマインドセットを持てば海外生活が気楽になるかもしれません。

衛生面に気をつける

同じくインフラ事情ですが、小さいお子さんを連れて移住する場合は、

しっかりと衛生面と向き合うことも大切ですね。

セブ島の衛生面を調べたところ、

  • ゴミの山が至る所にある
  • 虫が多い(デング熱注意)
  • 野犬が多い

など、マイナス面も多々あります。

セブ島に限らず、海外旅行に行くとレストランのテーブルに食べ残しがついていたり、

お店のトイレの床が水浸しだったり。。。カルチャーショックを感じることがあります。

 小さな子どもを連れて移住する場合は、アルコールスプレーや虫除けを持ち歩く現地に必要な予防接種を事前に受けていくなどの対策を心掛けると良いと思います。

セブ島就職は、賃金が低い。。。

子供だけではなく、親の英語力アップ、キャリアアップのために親がセブ島で就職を目指すという手段もあります。

就職をすれば、就労ビザが適用され会社から家賃の補助、健康保険加入などのメリットを受けることができます。

我が家は主人がIT関係の職についており、また英語で仕事をするという夢があったので、セブ島のIT PARKでの就職を検討していました。

しかし、比較的給料が良いと言われるIT系でもセブ島では月収20万に届かないようです。

 セキュリティのしっかりした治安の良い場所でコンドミニアムを探すとなると、月収20万では生活が難しそう。

現地で働ければ、英語力が上がる、ローカルの知り合いができる、コミニュティが広がるなどのメリットがあります。

しかし一方で、お給料の面から考えるとやや非現実的なのかなと考えました。

交通事故は、示談で解決?!

以前こんな動画を見つけました。

セブ島に在住のセブ次郎さん。

乗っているタクシーの運転手が居眠り運転のため交通事故を起こしたが、

タクシーの運転手は、ぶつかった相手と示談で解決。

一方でお客さんのセブ次郎さんや、奥さんへの謝罪や病院の治療を払うことなく音信不通になったのだとか。

また交通事故が起きた時に誰も警察に連絡をしていなかったため、セブ次郎さんが被害届を提出しにいったが、

交通事故が起きたという証拠がなく、警察も対応できなかったそうです。

セブ次郎さんのyoutubeだけでなく、他のyoutuberの方も交通事故は両者の示談で解決することは珍しくないと仰っていました。

フィリピンでは交通事故による賠償金を請求しても、支払えない人が多いようです。
そのため、示談で解決する傾向があるんだとか。

 

交通事故を起こした者同士が警察に通報する、医療費や車の故障代は保険会社に請求する、などといった日本では当たり前の行動が、セブ島では常識ではありません。

滞在する国の常識を理解し、自分を守る行動をすることでリスク回避に繋がりますね。


さいごに・・・

2022年9月に家族でフィリピンのセブ島に移住されたご家族を紹介します。

ご主人のナミーさん奥さんのちゃんちゃんさん2人のお子さんの4人ご家族

海外移住家族というYouTubeを運営されています。

掲載の許可を頂きました。

こちらのご家族は、マレーシア、タイ、フィリピンのセブ島など移住先を検討された結果、

フィリピンのセブ島に移住先を決定されました。

ちゃんちゃんさんとTwitterでお話しさせていただいたことがありますが、

セブ島の生活を親切に教えてくださる素敵なママさんです。

小さなお子さんを子育てされているので、動画の内容も子育て世代が気になる内容現在のセブ島生活情報ばかり非常に有益な動画盛り沢山。

  • なぜフィリピンのセブ島を選んだのか
  • お子さんの学校選びについて
  • セブ島生活について

など、またこれから教育移住を検討する方が、どんなポイントで移住先を決めれば良いか子どもの学校選びは何を重視するかなど、道標になる参考動画が多いです!

ナミーさん、ちゃんちゃんさんは、状況説明がお上手で見ている側が理解しやすい情報発信だと感じています。

セブ島に移住を検討中の方、また移住先は決めていないが、教育移住について検討し始めている方は、

是非、海外移住家族さんのYouTubeを覗いてみてください:)