いやー、やってくれたな、マレーシアさんって感じよ。
MM2Hの話ね?! マレーシア移住を考えてた人たちには、大打撃、超改悪よねぇ。。。
本当にそう!!移住計画も水の泡よ。考え直しね。。。
- マレーシア移住を検討している方
- MM2Hの改悪に、夢を失いかけている方
- 子どもに英語を学ばせる環境を探している方
教育移住について、考えるきっかけになると嬉しいです!
リタイアメントビザ、MM2Hの改正がやばい
ビザとは海外で長期に渡り生活する、就労、在学するために必要な資格です。そのビザの取得のハードルがあまり高くなく、物価も安価で、日本との時差も1時間程、年中温暖な気候で過ごせることから、教育移住先、老後移住先として1位を独走していたマレーシア。 そのマレーシアのビザ、MM2Hが昨年度発給停止。他国のビザとの条件を比較して新条件を決定するということになったのです。
さて、新条件が発表されたら、驚愕!おいやいや、これじゃあ誰もマレーシア行かなくなりますっていうほどの条件引き上げ。
新条件 | 旧条件 | |
申請年齢 | 35歳以上 | 21歳以上 |
月収(国外収入) | 104万円(RM4万) | 26万円(RM1万) |
定期預金 | 2600万円(RM100万) | 50歳以上:390万円(RM15万) 50歳未満:780万円(RM30万) |
流動資産 | 3900万円 (RM 150万) | 50歳以上: 910万円 (RM35万) 50歳未満:1300万円 (RM50万) |
年間費 | 1300円(RM500) | 2000円(RM90) |
更新期間 | 5年 | 10年 |
以前のMM2H取得者も、1年の猶予を与え、1年後には新条件を適用するとのことです。 そもそもMM2Hは、リタイアメントビザ。以前の条件だと、月収証明が30万でした。それが来年からは1年後は100万の月収証明が必要ですと突然言われても、対応できる方は限られますね。さらには5年ごとの更新なので、5年後も同様に証明が必要。 MM2Hは、マレーシア国内での就労は認められておらず、国外での収入が必要です。 この改悪には、マレーシア現地のビザ発行代理業者も困惑!法外だと訴える業者もいるようです。
マレーシア政府がこの条件をクリアできる人、富裕層のみを取り込みたい目論見が垣間見れます。。。
マレーシアには悪いけど、日本人がマレーシアを目指す理由は治安、物価、時差、そして移住費後の生活費がちょうど良かったからです。少し頑張れば、誰でも手が届きそうなビザだったからだと思います。こんな好条件をクリアできるご家庭なら、マレーシアを選ばず他の国に移住すると思います。
タイランドエリート会員を狙う?
マレーシアがダメなら、次におすすめな国はどこだ?と検討していたときに、真っ先に思い浮かんだのがタイ。
タイには、タイランドエリートという国が認めた制度があり、ビジネス系YouTuberで移住している方もいます。
国営企業(観光庁が100%出資している子会社)が担当している居住プログラム。このプログラム、最初はVISAだと思い情報収集していたが、どうやらVISAではありません。 お金を払えば、タイに住めるよっていうプログラム。なので、エリート会員。
ただし、エリート会員にも注意が必要!
よし、じゃあエリート会員になろう!と思いましたが、大きな落とし穴が。エリート会員は、お金を支払って住む権利を買う。つまり払ったお金は戻ってきません。一方でマレーシアは、求められる金額は高額ですが、預金額を証明することでVISAを取得できます。つまりお金は自分のもの。子どもをインターに入れたい!という気持ちが強いので、
エリート会員のために、300万近く払って、インター代も払うって安くない買い物ね。
と思いました。だったら、日本のインターに入れられるじゃないの?と気づいてしまったので、タイ移住もペンディングに。笑
教育費が無料のヨーロッパとは?
お子さんの英語習得を目的にオーストラリアに3年間留学、その後ドイツに留学した親子がいらっしゃいます。
この方の本を読んだ時、別に英語圏にこだわる必要もないのか、と感じました。そしてドイツは国内のほとんどの学校が公立で無料。外国人にも無料、そしてなんと外国人でも子ども手当が支給されるのです! 添田さん親子は、オーストラリアの留学でお金をかけ、継続が不可能なのでドイツへ教育拠点をうつされました。私も短期でお金をかけ英語を習得させて、ドイツへ移住でもいいなと考え始めました。
国内のインターナショナルスクールに入学?
私が興味のあるインターナショナルスクールの年間学費は120〜150万円程度。一貫校で授業は全て英語。そのため途中入学は英語力を求められるため、入学するなら5歳児(1year、日本の小学校1年生に該当)から入学する必要があります。 5歳から私立だなんて想定外すぎますが、例えば、ある程度英語を習得した後、ドイツへ移住すると考えると、今後かかるであろう教育費を前倒しで注ぎ込んだと考えられる。 マレーシアのMM2H、タイのエリート会員、ヨーロッパの教育費の考えを経て、なんと国内のインターかなと揺らぎ始めているのです。
初めは日本のインターが高いから海外に行こうという発想だったのに。本当に振り出しに戻りました(笑)
日本のインターナショナルスクールは高いけど、日本に居れば、医療費や生活に対する不安やストレスはないもんね!
移住先の選び方
【海外移住をしたい!】そんな夢があるときは、
- どこの国に行きたいか
- どのビザで在留資格を得るか(就労ビザ、学生ビザ、保護者ビザ、リタイアメントビザ など 国によって制度が異なります。)
- 必要な資金はあるか
- 教育や医療、インフラは整っているか
- 何年滞在するか
など、検討すべきポイントは多いです。まずは上記点を洗い出しつつ、情報収集をする。今回のMM2H改悪のようなことも無きにしも非ずですが、候補をたくさん探して、夢の海外移住を実現しましょう!